治せる治療家、患者さんから選ばれる院、本物の手技技術
柔整・鍼灸コラム
5.肩こりや腰痛と柔道整復術
我々の院では、肩こりや腰痛などの症状を訴えて来院された患者さんの多くに骨格整復を行っています。
我々は、柔道整復師として国家資格を持っっています。
「ほねつぎ」とも呼ばれる、筋骨格系、姿勢プロフェッショナルなのです。
柔道整復術は、骨折や脱臼の整復、捻挫・打撲・挫傷の治療法であり、国家資格である柔道整復師が行う医療技術が柔道整復術、「JUDO-therapy(柔道セラピー)」です。
戦国時代の文献に、敵に適用する殺法(さっぽう)から、殺傷能力を取り除き、味方や自分自身の怪我の手当てや戦場でのパフォーマンスを上げるために開発した技術が「活法(かっぽう)」または「活法正復(かっぽうせいふく)」として登場します。
これが、柔道整復術の起源と云われています。
柔道整復師の手技技術は柔道の技や構え方などの体技に影響されたものが多く、武術や柔術などをルーツに人体の構造や武術を体得した者のみが持つ技の持ち味を生かし発展してきました。
日本の国技のひとつでもある柔道で、筋骨格(骨、筋、関節)に外力が加わることによって生じる骨折、脱臼、捻挫や軟部組織(筋肉、腱、靱帯など)の損傷に対し施術を(骨折や脱臼の整復、捻挫・打撲・挫傷の処置)をすることから生まれたのが、柔道整復術であり、日常生活やスポーツ時における外傷、筋骨格の皮下損傷に対して柔道整復師が行う「施術」の総称を柔道整復術と呼びます。
柔道整復術(施術)の大きな目的は薬物や外科的な処置に頼らずに、骨格の歪みや捻れになどにアプローチして人間が本来持っている自然治癒力を生かし、ケガの回復や肉体的な苦痛を早くに取り去り、早期に社会復帰させること。
柔道整復術は日本ばかりでなくWHO(世界保健機構)にも「JUDO-therapy」として認められており、JUDO-therapyを施す柔道整復師は「柔道セラピスト(JUDO-Therapist)」として日本国内だけでなく海外でも注目されている存在です。
そして、JUDO-therapyにおける骨折や脱臼の「整復」の技術を、腰痛、肩こり、首痛など現代人に多い症状にも応用し、長時間のデスクワーク等で拘縮した筋骨格に対しても、高い効果を発揮します。
痛みの原因にアプローチする柔道整復術(活法)を駆使することで、身体のゆがみを調整し、パフォーマンスを改善し、一時しのぎでなく、痛みの出にくい身体をつくり上げることができるのです。